時不知でいこう

一口馬主の話を中心に、日々の出来事・思った事を背伸びせずそのままに綴ります。

ホースバブル到来か

今年もセレクトセール(国内最大規模の仔馬セリ市)が大盛況のうちに幕を閉じたようです。

そんなセレクトセールに関するニュースの中から気になる記事をピックアップしてみました。

f:id:tokishirazu:20170713181430j:image画像提供元:GAHAG

 

ディープ産駒史上最高5億8000万円 イルーシヴウェーヴ17 近藤利一氏が落札 - netkeiba.com

まず思ったのは「いくらなんでも高すぎでしょ!」ですね。

父ディープインパクトはさておき、まだ産駒実績のない母馬の仔にこの金額は本来なら考えられません。

因みにキャロットクラブ所属の全姉の評価額は6,000万円です。牡牝の違いはありますが、全く同じ血統でここまで差が出るのも不思議ですね。

馬主さん曰く、懇意にしている調教師が「どうしても欲しい」と言ったことが落札の決め手だったそうですが、落札した瞬間の調教師さんの頭の中は一体どんな感情が渦巻いていたのでしょうか。(私と同じ突っ込みを入れていないことを願います)

ここまで加熱すると馬主さんの気持ちも調教師さんの気持ちも凡人にはとても理解できない領域に入っています。

元を取る、取らないは別として、2年後のデビューが非常に注目される一頭になったのは間違いないですね。

 

DMMがセールに新風 ジェンティルドンナ全妹を3億7000万円で落札 - netkeiba.com

一口馬主界に新規参入予定の企業が今セールで良血馬達を次々と落札しました

詳しいシステムはこれから決まっていくのでしょうが、最大1万口募集というのは面白い試みだと思います。

ただ、取締役が語っていた3億7千万円で落札した馬の一口が4万円くらいというのはどういう計算なのか気になりますし、これはかなり盛ってくるのではないかと勘繰りたくなります。

今回の件で、新しいクラブの話題作りには十分成功したと思いますが、大切なのは今後運営側がどれだけ「出資者本位」のクラブになっていけるのか尽きます。

一口馬主を既に始めている方々は、その点を相当シビアに見ているはずで、良血馬だからと言って簡単に出資するものでもないと思っています。

 

セレクトセール 昨年より24億円増!合計額173億円 - netkeiba.com

活躍馬の兄弟が高値で飛ぶように売れ、まだ実績のない繁殖牝馬の仔でも5億円を超える額で買い手がつくのですから、主催者側の頬は緩みっぱなしでしょう

周りから「金持ちの道楽」と言われないよう、馬主さん達には日々相馬眼を鍛えて続けてもらいたいと思いますが、「欲しい馬はいくらかかっても手に入れる!」という財力のある方々が競馬界に必要なのも事実でしょう。

競走馬に正当以上の評価をつけてくれる、悪い言い方をすると、競馬のことをあまり知らない新規の優良顧客が集まりやすい環境を作っていくことは今後の馬産地の発展に欠かせないと思います。